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少し減る程度ならともかく、100億円近くも減るのは問題です。
これはカツオ、マグロの買い付け・漁労部門を関連会社の極洋水産に移管することから起きることです。 これは好ましい形です。
極洋の本業が好調であることを示しています。 ここで数値が減少した場合、あとの数字は見ません。
次の銘柄に移ります。 でも極洋は営業利益が増えるのですから、売上、経常利益などもチェックすることにします。
すると売上は次のようになっています。 それでも売上が減ることは好ましいことではなく、要警戒です。
しかし原則的には売上が減少しても構わないのですから、「合格」とし、他の数値(経常利益、利益)のチェックへと進みます。 経常利益と利益を一緒にチェックしますと、こうなっています。
いずれも合格。 かくて極洋は有望銘柄ということになります。
ここで問題になってくるのが、1株益の水準です。 マイナスだったものが2.6円になることは好ましいことではあるのですが、できることなら5円は欲しいところです。
1株益は、企業が発行している株の1株当たりの利益なのですから、それが2.6円ということは、非常に利益率の低い株ということになります。 ところが、ここが株の興味深いところで、たとえ今期の1株益はこのように2.6円でも来期極洋が業績を急激に上向いて155円を超える、というようなことになるなら、株価は驚くほど上がることになります。
つまり株価は1株益の増え方次第のところがあり(営業利益も増えなければなりませんが)、この条件を満たす株は非常に有望度が高くなります。 問題は極洋のように1株益の水準であり、それは最低でも5円、できることなら○円以上が望ましい、ということになりただし1株益は、あくまでも予想数値です。
企業が「こうなるであろう」「こうなって欲しい」などと期待し、予想した数字であり、絶対的なものではありません。 そのため途中で変更されることがあります。

極洋なら2.6円の予定だったが、1円にしかなりそうもない、とか、逆に4.5円になりそうだ、とかに変わります。 『会社四季報』の最初に載っている銘柄から見ていくため、順番通りに極洋を取り上げましたが、残念ながらあまり元気の良い銘柄とはいえません。
かつては適度な仕手性もあり、かなり活発な動きをする銘柄だったのですが…。 そこで他の銘柄に目を向けたいと思います。
「四季報』をどんどんめくり、Iデンのところまできたとします。

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